そこでラケルは、「わたしは激しい争いで、姉と争って勝った」と言って、名をナフタリと名づけた。
そしてナザレを去り、ゼブルンとナフタリとの地方にある海べの町カペナウムに行って住まわれた。
ナフタリは放たれた雌じか、 彼は美しい子じかを生むであろう。
そして陣営にいる者、野にいるもの、およびすべての民は恐怖に襲われ、先陣のもの、および略奪隊までも、恐れおののいた。また地は震い動き、非常に大きな恐怖となった。
ナフタリについては言った、 「ナフタリよ、あなたは恵みに満たされ、 主の祝福に満ちて、 湖とその南の地を所有する」。
主に祈願してください。この雷と雹はもうじゅうぶんです。わたしはあなたがたを去らせます。もはやとどまらなくてもよろしい」。
ナフタリの子らはヤジエル、グニ、エゼル、シレム。
ラケルのつかえめビルハの子らはダンとナフタリ。
「わが主よ、お聞きなさい。あなたはわれわれのうちにおられて、神のような主君です。われわれの墓地の最も良い所にあなたの死人を葬りなさい。その墓地を拒んで、あなたにその死人を葬らせない者はわれわれのうちには、ひとりもないでしょう」。
ラケルのつかえめビルハはまた、みごもって第二の子をヤコブに産んだ。
さてレアは自分が子を産むことのやんだのを見たとき、つかえめジルパを取り、妻としてヤコブに与えた。
次にナフタリの部族がおって、エナンの子アヒラが、ナフタリの子たちのつかさとなるであろう。